自由よりもまず躾
子育ては放任主義で親としてはなにもせず子供の自主性を育てるというのは山羊座にはあまりピンとこない感覚です。
山羊座はできるかぎりのことを子供にしてあげたいと考えますし、厳しい社会で生きていくためにはきちんとした躾(しつけ)も必要だと考えるタイプだからです。
自由に行動するようになる前に社会のルールをしっかりと教え込もうとするでしょう。
そのため子供の立場からすると自由を奪われているようで息苦しく感じることがありそうです。
個性が強く自由を求めるタイプの子どもとは、親子の対立がおこる可能性もあります。
親としては現実的な対応をしているつもりでも、子供からするともっと放っておいてほしいと感じているかもしれません。
教育と学歴と
充分な教育を受けさせてあげることは子供に対しての大きな贈り物だと考える山羊座は教育熱心な親が多く見られます。
たしかに身に着いた知識はだれにも奪われることはありませんから子供にとっての真の財産になるでしょう。
親としては子供のためを思って熱心になっているはずですが、その裏で「良い学校に行ったほうが世間体が良いから」という気持ちが隠れていないか自問自答する必要があるかもしれません。
子供は親のそんな気持ちを敏感に察知するものです。
中には、子供が成長するにしたがってまるで自分の子育てによる「作品」であるかのように考えてしまう人がいます。
子供の自主性を重んじることと、高学歴の両方を与えてあげたなら、子供は自ら素晴らしい作品となり大きく育っていくことでしょう。
情緒面は妻におまかせ
献身的に家族に尽くそうとする山羊座の夫は頼まれれば育児にも参加してくれるほうだといえます。
どんな子供に育てたいのか夫婦で熱心に話し合ったり、幼少のころから教育に力を入れたりなど良きパパぶりを見せてくれるでしょう。
ただ子供の社会性を育てることに関しては大変熱心なのですが、子供の情緒的な成長に関してはそれほど強い関心を持つほうではありません。
大枠では子育てに参加していても、実際的な養育やしつけなどは奥さんまかせということが多くなりそうです。
奥さんのやり方を完全に信頼してくれていればよいのですが、場合によっては口出しだけしてくることがあるかもしれません。
これは子育てにかぎらず奥さんの家事などに対しても同様です。
完璧主義でさえなければ完璧なのですが。。