交渉相手が山羊座だったら?
自信に圧倒されないで
はじめての交渉の場で山羊座と向き合うことになると、その自信満々の様子に圧倒されるかもしれません。
言葉を発するその前から、山羊座は態度で相手を威圧します。
もともと山羊座はとても本番に強いタイプ。また完ぺき主義でもあるので準備も万端。
さらに子供の頃から努力をかさねて、社会で成功することを目標とする山羊座は細胞レベルで自信にあふれているわけです。
たとえ直前までは弱気だったとしても、いざとなると勝負強さを発揮します。
ですが山羊座は本来メンタルが弱めな人が多いのもたしか。
もともと緊張しやすく、精神的に不安定になりやすく、その弱さを克服するためにがんばっているという側面もあります。
ですから、どんなに自信満々な態度をみせていても、こちらがそれに動揺する必要はありません。
完璧であることを目指す山羊座は、ひとつボロがでると全体が崩れていく可能性があります。
また柔軟性に欠ける部分がありますから、いちど焦ると内心かなりあわてふためくことでしょう。
手段を選ばない
よくある交渉の場ではさすがの山羊座もおだやかです。
しかし大きな契約など将来を左右するような重大なものの場合は、山羊座はどんなことをしてでもそれを勝ち取ろうとします。
場合によっては手段を選びません。
ウラから手をまわしたり、相手の弱点をどこまでも探ったりなど、できることはすべてやりつくします。
山羊座の人生の大きな目的は、社会的成功をおさめることで、そのために長く努力をしてきたわけですから、大きなチャンスがまわってきたならなにが何でもそれを利用しようとするわけです。
どんなことがあっても一歩も引くことはないでしょう。
意地とプライドをもって最後まで戦いぬくはずです。
そんな山羊座を相手にまわしてしまったなら、こちらも強い手段を最後の一手としてとっておいたほうがよさそうです。
借りがあると弱い
山羊座は人情派ではありませんが義理堅いタイプで、マナーや社会的通念や常識などを重んじます。
そのため以前助けてもらったことがあるなど何らかの借りがある場合は、それを持ち出されるとぐっと引いてしまうことがあります。
ギブアンドテイクをしながら、お互いに社会の中でうまくやっていきましょうよということです。
そのため、普段から山羊座なにか頼まれごとをした場合には、ちょっとしたことでも受けていると先々役立つことがあるかもしれません。
とくに社会的地位のある人を紹介してあげたり、特別なモノを融通してあげるなど、自尊心をくするることがポイントです。
山羊座は特権意識が大好きなのです。
交渉の場では強気でくる可能性がありますが、なにか山羊座の得になるようなギフト的な交渉案をだすと話を進めやすくなるでしょう。