先生が山羊座だったら?
ルールが重要
生徒に好かれて人気がある先生を目指すタイプもいますが、山羊座の先生はそういうことはほとんど考えないでしょう。
生徒に人気があったらそれは良いことだけれどそれよりも生徒のためになることを教えてあげたい、と考えるのです。
人気よりも実をとる現実的なタイプです。
校則や社会のルールを守ることの大切さをおしえたり、そんな決まりを破ったらどんな罰があるかなど身をもって教えようとします。
若いうちに身に着けなければならないことを、生徒達に嫌われることをおそれずに行うことができるのです。
校則をまもりなさい、と言われるのは生徒にとってはいやなものです。
たしかに規則が厳しいのはいやなものですが、それはじつは社会にでてからも同じ。
それを山羊座の先生は教えたいと考えているのです。
ただ完璧主義的な理由で厳しくなりすぎることもあるので、そうなると生徒達は本当に逃げていってしまうでしょう。
宿題多め?
学ぶことの重要さを力説したりしますが、学ぶことの楽しさを教えるのは少し苦手かもしれません。
楽しいと感じているうちはまだ甘いのであって、少しくらいつらくても勉強はやらなければならないものだと考えます。
たしかに学ぶことは学生の義務かもしれませんが、それ以上にがんばって良い成績をとることも義務の一部である、と感じているところがあります。
山羊座の先生本人が、大人になったいまでも努力をつづけているために、子供達もがんばって当然と思うのです。
そのため山羊座の先生は宿題や課題を多めにだす傾向があるようです。
たくさんの問題をこなすことで確実に実力をつけるという方法を選ぶのです。
受験合格などの目的があるばあいには有効な場合が多いでしょう。
宿題が多いのはいやなものですが、このようなタイプの先生はしっかりと実力をつけてくれるものです。
無意識のランク付け
たくさんいる生徒達をみな平等に扱うのは、教師には必要な姿勢だといえます。
とはいえ先生も人間ですから、どの先生方もそれなりに生徒たちのことを考えているに違いありません。
これが山羊座になると、口には出さなくてもあきらかに生徒達のランク付けをしていることが考えられます。
それもけっこうシビアで現実的なものでしょうし、親の収入や社会的地位によって左右されているかもしれません。
これは子供の人間性や成績のほかに個人的に生徒をランク付けしている可能性があるということです。
こういうことを聞くとひどいことに聞こえるかもしれませんが、山羊座にとって無意識のうちにランク付けするというのは自然なことなのです。
それを知ってか知らず、見えないところで依怙贔屓してしまっていたりするかもしれません。
それに反発して先生に文句を言ったりすると、その先生が担任の間はちょっと大変になりそうです。
強く反抗する生徒を広い心でうけとめてくれるタイプの先生もいますが、山羊座の場合は少しむずかしいかもしれません。