古いものを見直す
アンティーク好きが多いといわれる山羊座ですが、若いうちはその傾向をあまりみせません。
むしろ最新のテクノロジーやハイテクに興味があったりして逆に古いものを嫌う人もいます。
自分がいつか向かう方向に反発してしまうのかもしれません。
ですが年齢を重ねると山羊座はやはり歴史ある価値を見直すようになりますし、その意味もわかるようになるものです。
山羊座が豊かに暮らしたいと願うときには、(まだ興味がなくても)質の良いアンティークを見つけて身の回りにおいてみましょう。
古いものを見直すということは山羊座の本質について思いをめぐらすことに似ています。
また両親や祖父母、目上の人たちを大切にすることも大切に。
山羊座にとっての本当の豊かさは時の流れから学ぶことができるからです。
受け継いでいく
もし自分の生家で家業を営んでいるならば、それを継いで後継者になるのは山羊座にとってすばらしい選択肢のひとつになるでしょう。
若いうちは「もっと広い世界を広げたい」と反発してしまうかもしれませんが、家業を継ぐことは多くの場合、山羊座にとってよい結果をもたらします。
ただし、そのほうがスムーズに生きられるからということではありません。
むしろ挑戦と試練が多いこともあるでしょう。
それでも、人生の後半にさしかかると、自分の選んだ道になんともいえない満足感を得られるようになるでしょう。
家業がない場合でも、伝統を継承していくような趣味をもったり楽しみを見出したりするのもよいものです。
山羊座はやみくもに物質的なものを追い求めるのではなく、心の豊かさを求めた方がさまざまな良い影響を受けやすいといえます。
美意識を忘れない
山羊座は物質をあまりに追求しすぎると転落してしまう可能性があります。
むしろ意識を高く持ち、自分の本質を磨いていったほうが豊かさへの近道だといえます。
山羊座はそのほうが本当の意味での豊かさを引き寄せやすいのです。
そのためには、自分独自の美意識をいまよりもっと大切にしていきましょう。
どんな服を着て、どんなふうに食事をして、どんな家にすんで、どんな態度で毎日の生活をしていきたいのか、などをもう一度見つめ直してみましょう。
もし今の生活と自分の美意識があまりにも違うならば、どうしたらそれを改善できるのかと考えてみることです。
成功してからお金を手にするのではなく、その美意識が富をひきつけていくのです。
心がすさんで自分らしい意識を見失ってしまった山羊座は、豊かさを受けとる心も失っていると言ってもいいかもしれません。