いいかげんな同僚
たとえプライベートではルーズでも仕事だけはきちんとこなしたいと考える山羊座にとって、職場にいいかげんな人がいると大きなストレスになります。
だれでもだらしない人はいやなものですが山羊座は責任感が強いこともあり人一倍嫌がるのです。
仕事が別な場合はまだしも、プロジェクトなどを一緒に進めなければならないような相手がいいかげんだとその不満は収まらないでしょう。
なぜなら一歩まちがうと昇進の足をひっぱられることにもなりかねないからです。
それが自分よりも立場が上の人だったなら、山羊座はそんな状況に耐えられなくなるはずです。
たとえいいかげんでも「愛嬌」でどうにか世渡りしていく人がいるものですが、そういうのは山羊座が最も嫌がるもののひとつです。
努力しても先が見えない
がんばった先に昇進などのご褒美が待っているからこそがんばれるのが山羊座。
奉仕の精神にあふれていて見返りは求めないというタイプではありません。
理想を追求することに意義があるとか、プロセスで頑張っていればそれで良いのだとも考えません。
やっぱり頑張った以上は何かを獲得したいのです。
これはただ昇進や報酬にこだわっているということではなく自分を認めてほしいだけ。
そして自分の価値を具体的な形で表してほしいのです。
ですから頑張ってもそれが報われないというようなシステムだと山羊座は無気力になって耐えられなくなってしまうでしょう。
上司の無能により認めてもらえないというのは特にがっかりします。
尚、ボランティア的な仕事などもいずれ情熱がさめてしまう可能性があります。
尊敬できる人がいない
芸の世界ではかならずといっていいほど師匠がいて弟子がいるものです。
師匠に教えを請いながら弟子は修行をつづけて一人前になっていくという伝統的なシステムです。
山羊座の場合はたとえ会社員でも、こういった「師」を求める気持ちをどこかに持っています。
心から尊敬できる人に多くのことを教えてもらいながら成長していきたいのです。
ですから会社に入った時に上司のことをじっと観察して、仕事でも人間的にも尊敬できない人だとわかる早い段階か見切ってしまいます。
上司がダメでも社長やほかの人物が人格者であればまだよいのですが、上層部すべてがNGだとわかるとその組織にいる意味を見い出すことができなくなってしまいます。